蒲郡オレンジトライアスロン大会完走プロジェクト2014
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2010ITUトライアスロンアジアカップ蒲郡大会 結果報告
 


 

日頃からの御支援、御協力、感謝しております。トライアスリートの竹内鉄平です。
7月11日(日)に愛知県蒲郡市で開催された2010ITUトライアスロンアジアカップ蒲郡大会の結果とレースレポートをご報告します。

 

○ 大会詳細


    開催日 : 2010年 7月11日

  開催場所: 愛知県 蒲郡市

  競技距離: Swim1.5km  Bike40km Run10km (ドラフティング可)
 

 ○ 総合成績(完走20/参加35名)


       1位  山本良介         トヨタ車体       1:57:29

    2位  マーク・ジェンキンス   イギリス        1:58:48

    3位  ティム・ジョージ    オーストラリア     1:59:32
      
4位  ジョシュア・メイダー  オーストラリア     1:59:51

       5位  高濱邦晃        チームフォーカス     2:00:10
      
6位  下村幸平        G.A.M       2:00:39

    7位  クリス・ローリングス  オーストラリア     2:00:49
   
8位  キム・ジハン      チームブレイブ     2:01:11
    9位  福井英郎        トヨタ車体        2:01:36
   10位  椿浩平         村上塾・ブレイブ    2:01:50

   19位    竹内鉄平         愛知県協会        2:03:15

 

  使用ツール
 

バイク    : CEEPO スタンダード700cフレーム

ヘルメット  : MET ストラディバリウスU

ホイール   : シマノカーボンディープリム

レースウェア : ミズノ

アイウェア  : アディダス スパーノヴァ

インソール  : (バイク)BMZセミカスタム1.2A (ラン)BMZコンプリート(1mm)

テーピング  : ニューハレVテープ 腰・ふくらはぎ

ドリンク   : MUSASHI リプレニッシュ×バイク時ボトル2本
         
飛騨ロックフィルター水素水(大会前日・スタート前後)

 

   大会レポート

 

地元愛知での蒲郡大会。自分の51.5kmデビューレースでもあり、W杯にも何度も出場している思い入れのある大会である。

野尻湖大会から1週間。疲労を抜きながらもポイント練習で刺激を入れて、うまく調整することができた。当日のコンディションは良好。しかし、今回のレースはレベルが非常に高いため、どこまで勝負できるかチャレンジャー精神で臨んだ。午前中の一般のレースを応援しつつも、徐々に自分のレースに向けて集中力を高めていった。今年から会場が閉鎖的な競艇場から、市民会館前の公園となり、非常に開放的な雰囲気の中、エリートレースの幕が開けた。
 

レースナンバー順にコールされ、スタート位置につく。自分は33番ということで、あまり選ぶ余地もなく、イン側の海外選手に挟まれる位置についた。スタートはフローティング方式。右手でロープを持ってスタートを待つ・・・はずが、ロープが沈んでおり、誰も持っていない状況。これはこのままスタートするな・・・と予測したとおり、すぐにスタートのホーンが鳴った。少々出遅れたものの、まずまずの位置をキープ。しかし、激しいバトルで後方へと追いやられてしまう。やはりスタート位置がよくなかったか?1周目(750m)を終えた時点で、前の集団とはかなり差が付き始めたようだ。いまいち自分がどの位置を泳いでいるか把握できない。とにかく前の選手に追いつけ追い越せで、必死に泳ぐ。周りに選手がたくさんいるので、バイクでは集団を形成して前を追うことになるだろうが、少しでも前の位置であがりたい。ラスト呼吸は苦しくないが、腕が回らない。スロープを登り、トランジションエリアまでのショートラン。結構距離がある。その間に高濱邦晃選手、椿浩平選手、井上一輝選手、岩井信二選手らと同じ位置にいることを確認。この位置で満足していてはいけないが、今のスイムの実力からすれば、妥当なメンバーだ。
 


 

 

バイクスタートして、すぐに8人ほどで集団を形成。この人数ならば、比較的意思の統一が図りやすい。バイクのポジションは野尻湖大会前後に調整を行い、かなりよい感覚を得られていた。先頭は山本良介選手が率いる集団。その後ろに福井英郎選手の集団が見えた。同じ愛知県勢の福井選手の集団まではなんとしても追いつきたいところ。コーナー・Uターンが多いテクニカルな蒲郡大会のバイクコース。前の集団からは、スイム上位であがったものの、バイクのテクニックや力がない選手らがぽろぽろと落ちてくる。スイムが得意な遠藤樹選手、石塚祥吾選手、工藤駿選手、平野司選手らも前から落ちてきて自分達の集団に加わり大きくなってくる。周回を重ねるにつれ、雨が激しさを増してきた。視界も悪くかなりスリッピーな路面で神経をすり減らせる。最終的には15名の集団となるが、ここまで大きな集団となると意思の統一は難しくなってくる。ペースは上がらず前の集団との差は縮まらなくなってしまう。最終的には第1パックは、山本選手とジョシュア選手が二人逃げ。その後ろに福井選手が支配する第2パック5名。どうやら下村幸平選手もここにいるようだ。第3パックは、疋田浩気選手とオーストラリア人2名。その約20秒後に自分達の日本人選手大半を含んだ第4パック
バイクフィニッシュ。トランジションはうまくいって、集団の前方13位でランスタート。

 

 一番の不安要素は、練習不足でごまかしが効かないランパート。前週のレースでも全くキレがなかったので、とにかく粘るしかないが、序盤は順位を下げる展開に。思ったように脚が動いてくれない。呼吸は楽だが、脚の耐久力(筋持久力)が落ちている。やはり走りこみ不足だ。しかしレース中に嘆いても仕方がない。前をしっかりと見据えて走る。3周目に入り、徐々にリズムがつかめてくる。二人交わして順位を上げる。更に二人を抜かす。これで16位前後か?ホームストレートでは、皆が大声援の鉄平コールを送ってくれている。気持ちは更に前へと向かう。しかし、この辺りの選手になると、そう簡単には諦めてくれない。4周目に入り、一度追い抜いた平野選手、井上選手に再び抜き返される。更に後ろの集団から勢いよく追い上げてきたオーストラリア選手にかわされ19位に落ちる。このままでは終われない。前には再び失速気味の平野選手が見える。もう一度勝負しよう!と必死に追いかける。ラスト100mのスプリント勝負。今回は先に仕掛けることができずに、追う展開となる。フィニッシュラインを全力で走り抜ける。ほぼ同着だが、胸の差で負けた!しかし、力を出し切ってフィニッシュできたので、気分爽快。結果は19位(日本人10位)となった。ジャパンランキングのポイントも獲得することができた。
 今回のレースは仮想日本選手権として、大変よい練習となった。今の自分に足りないものが明確になった。やはりレースで打ち負かされた経験は人を強くする。できればもう一戦、日本選手権の前にエリートレースに参戦したい。

 

 女子ではアジアカップに出場した三好SATCの竹元久美子が見事9位に入った。まだエリートレース経験が少ないだけに、今回のレースは自信をつけるきっかけになってくれたと思う。スイムをあと30秒、ランを2分短縮できれば、トップ10が見えてくる。ここから先は、周りはプロばかりだが、アマチュアとして、みんなの夢と希望を力に変えてぜひ頑張ってもらいたい。

 また、エイジ部門では、アシスタントコーチの平松智子が女子優勝、戸田光海が2位に。年代別部門でも多くの会員さんが入賞されていた。チームとしても確実にレベルアップをしてきている。また今回でデビュー戦を飾った蒲郡プロジェクトのメンバーも34名が無事に全員完走を果たしてくれた。ほっとしたともに、皆さんの頑張りには自分も勇気付けられた。また最後まで諦めない姿勢を皆さんに見せることができたのもよかった。

 

 

最後になりましたが、常日頃からご支援くださっている三好スイミングアカデミー様、協賛スポンサーの皆様、大会スタッフ、ボランティアの皆様、大会に参加した選手の皆さん、沿道で声援を送っていただいたすべての方に感謝致します。現地で応援してくださった三好SAスタッフの皆様も、雨の中ありがとうございました。



            

 


  【主 催】 株式会社トライアーティスト
  【協 力】 
あすたまトライアスロンスクールRIPPLEフォレスタヒルズ
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