日頃からの御支援、御協力、感謝しております。竹内鉄平です。6月26日(日)に愛知県蒲郡市で開催された2011ITUトライアスロンアジアカップ蒲郡大会の結果とレースレポートをご報告します。
○ 大会詳細
開催日 :
2011年 6月26日
開催場所 :
愛知県 蒲郡市
競技距離 :
Swim1.5km Bike40km Run10km (ドラフティング可)
○ 総合成績(完走24名/参加44名)
1位 細田 雄一
稲毛インター 2:01:18
2位 山本 良介
トヨタ車体 2:01:34
3位 ブライス・マクマスター オーストラリア 2:01:42
4位 高濱 邦晃 チームフォーカス・KMS 2:02:37
5位 杉本 宏樹 稲毛インター 2:02:56
6位 ベンジャミン・ショー アイルランド 2:03:44
7位 若杉 摩耶文 湘南ベルマーレ 2:03:51
8位 古谷 純平 早稲田大学 2:04:41
9位 小池 賢 千葉県連合 2:05:16
10位 犬童 太一 東京都連合
2:05:50
13位
竹内 鉄平 三好SATC
2:07:01
○
使用ツール
バイク : CEEPO スタンダード700cフレーム
ヘルメット : MET ストラディバリウスU
ホイール : シマノカーボンディープリム
サドル : コーブサドル SHC170
レースウェア: ミズノ
アイウェア : アディダス アディゼロ
インソール : (バイク)BMZセミカスタム1.6A (ラン)BMZコンプリート(1mm)
テーピング : ニューハレVテープ 腰
ドリンク : MUSASHI リプレニッシュ×バイク時ボトル2本
ここでジョミ 6本
○
大会レポート
地元愛知でのアジアカップ蒲郡大会。
ロンドン五輪前年ということもあり、ポイント獲得を狙って日本全国からトップ選手が集まった。
3週間前の東海ブロック選手権は絶不調で惨敗であったため、まずはコンディションを整えることを第一にこの3週間を過ごしてきた。
絶好調とはいかないまでも、確実に調子が上がってきていることを感じていたので、不安なく当日を迎えることができた。
当日の天候は曇の予報であったが、午前中のエイジのレースが終わるころから晴れ間が見え始め、暑さとの戦いとなった。
スタートは10分遅れの12時50分。
レースナンバー順にコールされ、スタート位置に。36番目のコールであったが、スイムに安定感のある福井英郎選手(トヨタ車体)の横が空いていたので、迷わずそこに入った。オープンウォータースイムではどの選手をマークするかによって、大きく流れが変わってくる。
スタートして、すぐに福井選手の脇から後方につく。うまく流れに乗ってほとんどバトルの洗礼を受けずに第1ブイを回ることができた。
1周目を終えた時点で全体の前の方にいることを確認。あとはその位置をキープすることを考えて泳いだ。
しかし、練習不足からラスト400mで腕に疲れを感じ、5mほど集団からちぎれてしまう。
15位でスイムを終えて、バイクスタート。
スタート直後はパックの切れ目で単独であったが、ほどなく落車で遅れていた佐藤治伸選手(日本食研)、後ろから追い上げてきた井上一輝選手(東京ヴェルディ)の3名で集団を形成し、前を追う。
3周目時点で前のパックの4名(若杉選手、小池選手、平松選手、石塚選手)を吸収し7名の集団に。
後ろからは10名ほどの集団が迫ってきていたので、ここはなんとしても、引き離したいところ。
蒲郡大会のバイクコースはコーナー・Uターンが多いテクニカルなコースを10周回。昨年年の経験からも大人数になると集団のペースは上がらないため、少人数の集団のほうが有利。
後ろの集団との差は一時5秒程度まで縮まったが、集団のメンバーに声を掛けて、逃げ切りを図る。後続集団からは、高濱選手、犬童選手、椿選手の3名が追いついてきたが、他のメンバーは置いていくことができた。
前から落ちてきた平野選手、杉本選手、古谷選手をとらえ、更に最終周で優勝候補の山本良介選手(トヨタ車体)まで追いつき、14名の集団になった。
トランジションの入り口は狭いので、大集団のままトランジションになだれ込むと混乱することが予想される。ラスト1km地点でアタックし単独で集団から抜け出すことに成功。そのまま集団のトップでバイクフィニッシュ(6位)。
ランに入ると、気温はぐんぐんと上昇。体感気温は35度以上の灼熱のサバイバルレースに。
やはり練習で走れていなかったため、足取りは重い。しかし、地元の大声援が背中を押してくれる。
最後まで諦めず自分をプッシュし続ける。
中盤脚を攣りかけてペースダウンするが、しっかりと水を身体にかけてクールダウンし、最終ラップには復活。離されていた井上選手をラスト200m地点でかわして13位でフィニッシュ。
トップからのタイム差5%以内にフィニッシュでき、ジャパンランキングポイントも獲得することができた。
今後の課題は明確なので、10月の日本選手権までしっかりとトレーニングを積んで、上位(トップ10)を狙いたい。
アジアカップ女子では三好SATC会員の竹元久美子がランラップ4位の走りで10位に入った。課題であったランのタイムを昨年より2分上げることができている。あとはスイムをもうワンランクアップして、日本選手権では、トップ10入りを目標に頑張ってもらいたい。
ジュニアスプリント部門(愛知県高校生選手権)では、谷口白羽がスイム・バイク・ランと独走しスプリント部門で優勝。アジア選手権、世界選手権の代表に内定。
スーパースプリント(愛知県中学生選手権)では、谷口跳馬が男子優勝、阿間見眸が女子優勝を果たした。残るジュニアのアジア選手権・世界選手権代表選考レースは8月7日のジュニア日本選手権長良川大会。
エイジ(一般)部門では、アシスタントコーチの平松智子が昨年に続いて女子総合優勝を果たしたのをはじめ、多くの会員さんが年代別で表彰された。
最後になりましたが、常日頃からご支援くださっている三好スイミングアカデミー様、協賛スポンサーの皆様、大会スタッフ、ボランティアの皆様、大会に参加した選手の皆さん、沿道で声援を送っていただいたすべての方に感謝致します。ありがとうございました!
以 上 |